私のイラン②バラの耀きローズモスク2014/11/26 10:58

シラースの花は「バラ」であるという
その市内にあるナシル・アル・モルク・モスクは別名ローズモスクと呼ばれている
ステンドグラスが礼拝堂の空間の色つけに使われており
バラをモチーフにしたモスクは宮殿の雰囲気を漂わせる

午前中だけステンドグラスの耀きが見られるので
朝早くから観光客がつめかける
シラーズ ローズモスク

中庭の中心に四角形の池があり
その先に六角形のミナレットとイワーンがある
右側の建物は礼拝の間があり朝の光を取り入れるべく
すでに窓の白いカーテンは開けられていた
シラーズ ローズモスク

礼拝の間に靴を脱いで入る
朝の光はステンドグラスを通して部屋をうすく桃色に彩る
シラーズ ローズモスク

イスラムの模様であるならばステンドグラスや光のその空間的効果も許される
ということをあらためて理解できた
ステンドグラスはキリスト教の教会だけのものではなかったのだ
シラーズ ローズモスク

中央の間はミヒラーブに突き当る
シラーズ ローズモスク

孔雀の羽根のように広がりバラの花を織り込んだドーム天井
シラーズ ローズモスク

バラで彩られるミヒラーブ
シラーズ ローズモスク

ミヒラーブのムカルナスもバラだ
シラーズ ローズモスク

中庭に出てピュアーな光を身体いっぱい取り入れる
2基のミナレットを載せたイワーンの半ドーム天井を見上げて深呼吸
シラーズ ローズモスク

イワーンのムカルナス
蜂の巣のような鍾乳石のような
シラーズ ローズモスク

バラの壁
シラーズ ローズモスク

バラの天使たち
左端のうつむく老女は天使の将来を見通しているのか
シラーズ ローズモスク

教会のように空間をにじませるようなステンドグラスの光の効果は見られなかったが
初めて朝のモスクのステンドグラスを体験できました
    イラン・イスラム共和国  シラーズ  (2014年10月28日)

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