野反湖シラネアオイの群生地を探索する2025/05/31 15:08

ふるさとの野反湖はシラネアオイの群生で有名である
しかしこの歳になるまでに4~5回野反湖を訪れたが
まだ一回も拝むことができなかった

5月30日 天気予報では午後3時まで雨であったが予定通り野反湖へ出発した
予報に反して雨は午前中に上がり風もなく野沢湖畔は静かであった
六合 野反湖

ようやくシラネアオイの群生を現場で見ることができた
富士見峠からシラネアオイ群生地に向けて八間山の登山道を登ると
足元でイワカガミが咲いていた
イワカガミ

さらにセンニンゴケという見たこともないコケが
センニンゴケ

登山道を右に分かれて道なりに辿るとコマクサの群生地があったがまだ咲いていない
先に進むとムラサキヤシオツツジが
ムラサキヤシオツツジ
出迎えてくれていよいよシラネアオイの群生地に辿り着いた

シラネアオイの開花時期は5月中旬~6月上旬とパンフレットにある
本日5月30日は最後の花の営みを示しているよう思えた
シラネアオイの群生

淡紫の花弁と思いきやそれは咢片であるという
ということは花弁はないということになるがさみしいではないか
咢花片とでも呼ぼうか
シラネアオイの花

では咢花片のなかを覗いてみると
シラネアオイの花
黄色に取り囲んでいる部分が雄しべで真ん中の二つの丸が雌しべであるという

野反湖の自然は厳しい、また鹿など野生動物に食害によりシラネアオイの群生の危機は絶えないようである
自然のままで生き続ける姿こそが美しい

令和7年5月30日撮影

               群馬県 中之条 六合

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