てくてく榛名・相馬山1411メートル2014/06/21 05:28

上州の名峰榛名山
 相馬山は牙のように尖っていて高さは2番目である
 北側の標高370メートルの私のところから見る榛名山の姿は
 海に浮かぶ帆船団ように横になだらかに続いているが
Mt.haruna
 南側の高崎前橋方面から眺めると山容は厳しさをむき出しにした戦艦で
 そのなかで屹立した峰が相馬山である
Mt.haruna


今回の登山コース
松の沢グランド駐車場~松の沢峠道から関東ふれあいの道を辿る~
スルス岩~スルス峠~ヤセオネ分岐~相馬山山頂
相馬山山頂~ヤセオネ分岐~スルス峠~ゆうすげの道~松の沢グランド駐車場
Mt.souma登山コース

昨晩は強い雷雨があった
そのため山麓一帯は霧が立ち込め視界悪し

5時40分 松の沢グランド駐車場 出発
Mt.souma

5時44分 登山口(関東ふれあいの道案内板)
        関東すれあいの道をスルス岩を越えるコースに入る
Mt.souma

        ふれあいの道は学習の道でもあります
Mt.souma

        スルス岩の一部と思われる岩
        スルス岩の全容不明のまま過ぎる
Mt.souma

     行者窟という道標がある
        スルス岩に穿たれた行者の修行の場
        
        
Mt.souma 行者窟

6時14分 ゆうすげの道へ下る分岐
        沼の原のゆうすげの道から直接登ることもできる
        帰路はここから沼の原へ下る
Mt.souma

6時17分 磨墨(スルス)峠お休み場
        スルスとは臼のことで臼に似た岩がある峠なので
        スルス峠という説明書き
Mt.soumaマルス峠

        スルス峠を過ぎると道は急になる
        木道や石段が整備されていた
Mt.souma

     突然カエルが飛び出した
        交尾を終えて山へ帰る(カエル)ところか?
        カエルの合唱が遠くで聞こえてくる
Mt.soumaかえる

        霧の晴れ間から榛名富士の頂が見えた
Mt.souma

6時42分 ヤセオネ峠分岐
        鳥居の前を左に下るとヤセオネ峠方面だ
Mt.souma

     相馬山大鳥居
Mt.souma鳥居

     大鳥居をくぐりいよいよ相馬山頂上へアッタック
        ここからさらに急登となる
        鎖場は鉄の階段など岩場の道を登る
Mt.souma鎖場

7時21分 相馬山山頂 1411メートル  到着
        山頂付近はカエルや蝉の鳴き声でにぎやかだった
Mt.souma頂上

        石祠の屋根で羽化する蝉
Mt.souma頂上蝉

        榛名神社の末社として始まったという黒髪山神社の拝殿がある
        また峰のいたるところに講により神々が祀られている
        この山は現役の信仰の山だ
Mt.souma頂上神々

        頂上から関東平野を望む
        霧が晴れず頂上からの大展望見えず
Mt.souma頂上

7時44分 相馬山山頂 下山開始
8時09分 ヤセオネ峠分岐
8時40分 スルス峠お休み場
        岐路に顔を出したスルス岩 確かに臼の形をしている
Mt.souma

8時43分 ゆうすげの道への分岐
8時48分 ゆうすげの道
        沼の原を回るゆうすげの道に出る
        榛名富士が見えた
Mt.soumaユウスゲのみち

        沼の原のレンゲツツジ
Mt.soumaゆうすげのみち

9時07分 松の沢グランド駐車場  到着
     (合計3時間27分)

  二十歳ごろ初日を拝むため大みそかの夜に登ったのが最初
  その時から45年が過ぎる
  今回山は信仰の山として生き続けていること認識させられた
  「てくてく」なんていうタイトルの表現は申し訳ないという素直な気持ちだ
  

  360度周りは山である私のふるさとの町
  周囲の山々を見ながら育った私にとってひとつひとつ愛着がある
  南側に位置する榛名山もそのひとつで
  相馬山はもう一度登りたいと思っていた山だった


 
 
 
   群馬県  榛名山塊 相馬山  (2014年6月20日)