エレファンタ島のドヴァラパーラ ― 2012/12/14 22:34
クメール遺跡のドヴァラパーラ ― 2012/12/01 22:56
三面半身像 ― 2012/09/29 23:27
シヴァ神とパルヴァティの結婚 ― 2012/09/21 06:07
両性をもつ神アルダナリスヴァラ ― 2012/09/17 23:19
大足宝頂山石窟 ― 2012/09/04 01:53
望郷 ― 2012/06/05 20:39
タシケント ― 2012/06/03 23:32
てくてく ふるさと 六合日影 ― 2012/05/30 05:23
新疆ウイグル(20)スバシ古城 ― 2012/05/10 21:41
クチャ川を挟んで東西に寺院跡が残る。過って昭怙厘大寺と称された寺院跡である。この寺院は紀元3世紀に創建され唐安西都護府がクチャに西侵した7世紀中葉ごろ最盛を極めていたという。
(西寺中塔跡から眺めたクチャ河と東寺跡)
東寺は仏堂、僧堂、北中南配置された三塔で組成され、西寺は東寺より建物が多く、北中南の三塔に加え南部に寺院が建てられていたという。
20世紀初頭日本の大谷探検隊が仏舎利容器を発見したのは西寺である。西寺の北塔には仏洞が分布し内に壁画と亀茲文題記が残存している。1978年中塔基礎部から一体の女の骨組みと嬰児の骸骨が発見され亀茲博物館に収容されている。
(西寺中塔跡)
貞観2年(628年)唐の高僧玄奘がインドに向う途中2カ月余り滞在した仏事興隆、晨鐘暮鼓、燔火不絶を誇った昭怙厘大寺も9世紀戦火に見舞われ、やがて13~14世紀ごろ廃棄された。
中国 新疆ウイグル (2011年10月)
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