大室後二子古墳と小二子古墳 ― 2021/06/04 10:14
6世紀に築かれたと言われる大室古墳群にある主な前方後円墳は前二子古墳、中二子古墳、後二子古墳です。
横穴式の石室を持つ古墳で石室に入れるのは前二子と後二子のニ墳である。
後二子古墳
後二子古墳は6世紀後期に築かれた全長85メートルの前方後円墳です。
特徴としては墳丘規模が小さく低いということです。
横穴式の石室を持つ古墳で石室に入れるのは前二子と後二子のニ墳である。
後二子古墳
後二子古墳は6世紀後期に築かれた全長85メートルの前方後円墳です。
特徴としては墳丘規模が小さく低いということです。
低い墳丘の南面に石室の入り口が開けられました。
墳丘高さが低く石室が掘り下げられていることから、それに続く墓道も地面を掘って作られていました。その両側から儀式に使われた土器が出土しました。

墓道から石室の中に入ると羨道と玄室に続いていく。
玄室は間仕切り石で二つに区切られていて奥は遺骸と装身具や太刀が置かれていた。
小二子古墳
後二子古墳の隣にある小二子古墳は後二子古墳と同時期に造られた全長38メートルの規模の小さい前方後円墳で、後二子古墳とかかわりのある人物の墓と考えられている。
この小古墳からはたくさんの埴輪が出土した。
墳丘の上に人物、馬、家、太刀などの形象埴輪や円筒埴輪が並べられている。
撮影;令和3年4月30日
大室古墳群 了
次は時期をみて太田市の天神山古墳と女体山古墳を訪ねる予定にしています。
群馬県 大室古墳群 (令和3年6月4日)







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