トルコの10日間(8)寺院 ― 2013/07/21 10:59
トルコの寺院はイスラム教のお寺でモスクと言う
ビザンチン帝国時代
アヤソフィア
キリスト教の聖堂としてローマ皇帝コンスタンティヌスが建立したが焼失
後にビザンチン帝国ユスティニアヌス皇帝により再建された
そしてオスマン帝国によってイスラム寺院になった
アヤソフィア
キリスト教の聖堂としてローマ皇帝コンスタンティヌスが建立したが焼失
後にビザンチン帝国ユスティニアヌス皇帝により再建された
そしてオスマン帝国によってイスラム寺院になった
4本の形の違うミナレットはオスマン時代に建てられた
前 室
礼拝堂の前に前室がある
天井はヴォールト天井である
礼拝堂への入口は大きな観音開きの扉がある
正面入口の欄間にモザイク画
礼拝堂内部
大ドームは次のドームによって支えられている
天井からの紐によりいくつもの照明の輪が輝いている
ミフラーブとミンバル
ミフラーブは建物の中心線からやや外して取り付けられている
円盤はアッラーの文字
ドームの天井にはイエスを膝に抱くマリアや大天使ガブリエルの像が残る
ミフラーブは建物の中心線からやや外して取り付けられている
円盤はアッラーの文字
ドームの天井にはイエスを膝に抱くマリアや大天使ガブリエルの像が残る
スルタンの席
左側の東屋はスルタン専用の礼拝席
右手の円盤はムハンマドの文字
オスマン帝国時代
ローマ帝国時代よりエディルネはアドリアノーブルと呼ばれていた
オスマン帝国時代エディネルは100年もの間首都の座を占めた
セリミエ・ジャーミイ
力をみなぎらせた建物だ
4本のミナレットに3つのバルコニーが付く
ミナレットの中にパルコにー毎に一基螺旋階段が設けられている
オスマン帝国の威圧感を感じる
中央ドーム
周囲の窓からドームの頂上の模様を照らす
照明を吊るす紐が滴り落ちてくる
礼拝室
ステンドグラスや天井から紐で吊るされた照明の輪が堂内を照らす
ステンドグラスや天井から紐で吊るされた照明の輪が堂内を照らす
アッラーやムハンマドなどと書かれた円盤はここにはない
ミンバルは柱に取り付けられている
ミンバルは柱に取り付けられている
足元に目を落とすと花柄の模様のあるカーペットが敷き詰められている
礼拝の席は合理的な方法で決められている
目を上に写すとパルコにーにひとりの女性信者が佇む
階上のバルコニーは女性専用の礼拝場になっている
同じカーペットが敷かれミフラーブも壁に埋められている
同じカーペットが敷かれミフラーブも壁に埋められている
リュステム・パシャ・ジャーミイ
タイルの博物館という異名を持つこの寺院は1561年~63年に建設された
設計はレリミエ寺院と同じくオスマン建築の巨匠ミマール・シナンのものだ
ミナレットは1基だけである
ドームの天井の模様は少ない
照明の吊線が目立って見える
ミフラーブとミンバル
二重の照明の輪が礼拝殿を照らす
ミフラーブ
イズニックタイルの花柄で飾られたミフラーブ
イズニックタイルの花柄で飾られたミフラーブ
礼拝の指定席カーペット
ブルー・モスク
17世紀オスマン帝国全盛時代に建てられたイスラム寺院
世界で最も美しいと称される
ミナレットが6基あるのも特徴的
エディルネのセリミエ寺院と同じ風格がある
タイルで装飾された礼拝堂内部
窓もすべてステンドグラスが嵌め込まれている
見上げると全てが模様で飾り付けられて目を奪われる
青が基調のタイル装飾
青が基調のタイル装飾
象の足と呼ばれる太い柱もここの特徴だ
天井から吊るされた照明が眩しく照らす
目の上の美しさに圧倒されて祭壇のミフラーブやミンバルを写すのを
忘れた
足元に座る枠がない花柄のカーペットがひいてある
忘れた
足元に座る枠がない花柄のカーペットがひいてある
ウズベキスタンでイスラム寺院を見たがどこも荒廃していた
それに比べてトルコの寺院は美しく保たれている
これはティムール帝国は16世紀初頭滅んだが
オスマンは20世紀まで存続したのだから当り前であるかも知れない
しかしいかなる体制下でも壮大な遺産を長く維持するのは
容易なことではないだろうと思う
トルコ共和国 エデルネとイスタンブール (2013年6月)
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