NAKANOJO BENNALE 2023 ― 2023/10/09 14:57
9回目を迎えた中之条ビエンナレ2023(2023.9.9--10.9)
今回のテーマは「Cosmographia‐見えない土地を辿る‐」です。
たくさんのアーティストがここの暮らしの中に溶け込み時間をかけてここで生れた作品
今年も多くのひとを引きつけてやみませんでした。私が回った会場(旧廣盛酒造、伊参スタジオ、ミュゼ)の作品の一部をここに紹介いたします。
旧廣盛酒造
16大野 光一「遠くで星が燃える」
顔の皮を一皮むけば私はどのような顔になるのかな?
作品は魂を迷う人々の本心怒りのようにも見える。
17藤森 哲「後来史興亡学」
現在、未来は展望すらできません。現在、過去だけが現実のようだ。
19城戸 みゆき「しかももとの水にはあらず」
水の流れは時間の流れ、泡となって生まれては消え生まれては消え。
20セキ・イコネン「旅の神様を追って」
なかんじょの住人のこころ和む顔と顔。
22アキレス・ハッジス「パーランドンとフェルメント」(Parrandon y Fermento)
スマホのように早押しボタン:音は響かず不発酵。
伊参スタジオ
58中村 Mather 美香「あの時,一緒にいられたら2020-2023」
その時(2020-2023」のひとびとの思いを集めて吊るし一合舛。
62春田 美咲「轟々と流れる」
ワレ思う濡れ落ち葉轟々と流れ去るかな。
作品外(伊参スタジオ:冬子の夏と眠る男)
伊参スタジオの特別展示です。
道の駅「霊山たけやま」
30関 美来「景色を生む」
景色は光と風でめくるめく変化する。
作品外(親都神社の御神木 大ケヤキ)
自然は巨大なアーティストだ。
博物館ミュゼ
5マーヴィー・プエブロ「カラコアの旅;過去から現在」
カラコア戦士の不屈の精神と現在のOFWの勇気に敬礼。
令和5年9月30日、10月2日撮影
群馬県 吾妻郡 中之条町
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