フランススナップショット小紀行(24)水かさを増すロワール河2014/03/02 23:44

夕暮れが迫るころ天気はさらに悪くなった
ロワール河は水かさを増して暴れていた
  

マルシャル・ルクレール橋と
日本の手漕ぎ舟のように思えた小舟
ロワール河にかかるマルシャル・ルクレール橋

アンボワーズ城
アンボワーズ城

レオナルド・ダ・ヴィンチ像
  1516年招聘されたダ・ヴィンチは3年後の1519年この地で没した
レオナルド・ダ・ヴィンチ像




    フランス共和国  アンボワーズ  (2014年1月23日)

フランススナップショット小紀行(23)田園風景2014/03/01 08:55

シャルトルからトゥールへ向う街道
車窓のそとはこのようななだらかな田園風景がつづき旅人のこころを和ませてくれる
フランス田園風景

  フランスの畑の地価はEUのなかで安いそうで国外からの農業移住をする
  若者が多いと報道があった
  農地が広く豊かなことまた農地が商品のような流動性もあるそんなことが
  農業の世代交代を順調にしているのではと思う

   フランス共和国 シャルトル~トゥールへ  (2014年1月23日)

フランススナップショット小紀行(22)シャルトル・ノートルダム大聖堂(完)2014/02/28 10:42


主祭壇
  聖母マリアを祀る大聖堂の中心
シャルトル・ノートルダム大聖堂

柱のローソク立て
  過って聖堂内の照明はローソクの灯りがたよりだったのだろう
  柱に縦横同じ長さの十字架が刻まれている
シャルトル・ノートルダム大聖堂

南側廊西正面の十字架
  ここの十字架は縦が長い
  大聖堂の地下に全長220メートルの礼拝堂があるそうだ
シャルトル・ノートルダム大聖堂

  シャルトル・ノートルダム大聖堂の写真で私が気に入ったのは
  ①の大聖堂全景写真と(完)の最後の十字架のある南側廊です


      フランス共和国 シャルトル (2014年1月23日)

フランススナップショット小紀行(21)シャルトル・ノートルダム大聖堂⑤2014/02/27 09:20

日光を受けて輝くステンドグラスを見たのは今回が二度目です

  上段がシャルトル・ノートルダム大聖堂のもの
  下段がプラハの聖ヴィート大聖堂のもの
  どちらも南側の窓のステンドグラスです
  下段の聖ヴィート大聖堂の方が色が鮮やかに見える
  1月と4月の太陽光の強さの違いだけの違いではないだろう

シャルトル・ノートルダム大聖堂
  空間をにじませるような光の干渉はない
シャルトル・ノートルダム大聖堂ステンドグラス
         (シャルトル・ノートルダム大聖堂)(2014年1月)


プラハ・聖ヴィート大聖堂
  ステンドグラスを通した色の光が干渉して空間をにじませた
  これは私の乱視が原因したのか 
  窓と壁の間の空間が色彩の星つぶか瞬いてにじんでいるように見えた
聖ヴィート大聖堂輝くステンドグラス
         (プラハ 聖ヴィート大聖堂)  (2011年4月)

  とにもかくもシャルトル・ノートルダム大聖堂のステンドグラスは素晴らしいと思う
  ステンドグラスに興味のある方は時間と望遠鏡の用意が必要です

      フランス共和国  シャルトル (2014年1月23日)

フランススナップショット小紀行⑲シャルトル・ノートルダム大聖堂③2014/02/25 20:39

建物の南側にまわると
  露骨に建物を支える機能をむき出しにした逞しい柱が立ち並ぶ
シャルトル・ノートルダム大聖堂
  支えの外壁は大きなステンドグラスの窓でくりぬかれていている
  その分支柱は頑丈でなければすまされない

その先に十字架の翼を形どる南側入口の建物がつづく
シャルトル・ノートルダム大聖堂
  大きなバラ窓とその下の3つの窓と3つの入口の構成は西と同じである
  小ぶりの二つの尖塔はロマネスクの形を残している

柱や外壁には聖者の像が祀られている
シャルトル・ノートルダム大聖堂 トマス像
  南側のこの聖者は定規を持っているので
  十二弟子の一人のトマスと思われる

       フランス共和国 シャルトル  (2014年1月23日)

フランススナップショット小紀行⑱シャルトル・ノートルダム大聖堂②2014/02/25 10:06

ノートルダム大聖堂の西の門
  大きなバラ窓がありその下に3つのステンドグラスの窓と
  3つの門がある
  中央の口が大きくて時代の権力者専用の出入り口であるのだろう
  入口の上部タンバン、まぐさ、飾りアーチや左右の柱には
  キリスト像、使徒、天使などの聖像でびっしり飾られているのは言うまでもない
シャルトル・ノートルダム大聖堂
  この写真は現地時間10時30分のものであるが
  西側でも一部日があたって来ている

形の違う塔が並ぶ
シャルトル・ノートルダム大聖堂
  この大聖堂のふたつの尖塔の形が違うのが特徴だ
  容易に様式の違いを比較できるのだ
  手前南の尖塔がこの聖堂のもともとの様式でロマネスク様式だ
  奥の北の尖塔は元の塔が火災で焼失したため再建したものでゴシック様式だ
  塔とは聖堂の屋上から先端までを言うのであろうか
  北の尖塔の部分は建物の基礎の部分から再建したのではなく
  残った部分の上に足して再建したものであるようだ

      フランス共和国 シャルトル  (2014年1月23日)

フランススナップショット小紀行⑰シャルトル・ノートルダム大聖堂①2014/02/23 17:08

朝日を受けて輝くノートルダム大聖堂
  ヨーロッパを代表する美しい景色に出会えた
朝のシャルトル・ノートルダム大聖堂

  この街の落雁のような色が基調の家並みも美しい

     フランス共和国  シャルトル  (2014年1月23日)

フランススナップショット小紀行⑯さらばモン・サンミシェル2014/02/19 21:59


怒れモン・サンミシェル
吠えろサンミシェル 
汝の刃で九頭おろち(龍)を打ち倒せ
さらばモン・サンミシェル

    フランス共和国 モン・サンミシェル  (2014年1月24日)

フランススナップショット小紀行⑮工事中のモン・サンミシェル2014/02/19 10:05

このまま自然に任せると島の回りの海が
堆積物により埋められてしまう
これを防ぐための工事をやっている

シャトルバスを降りて雨の中この道を歩く
モン・サンミシェルの工事

だんだん近づいてくるモン・サンミシェル
雨はまだ降りやまない
いきなり上から修道院の鐘がゆっくりとしたテンポで鳴り始めた
鐘の音を耳で確かめながら歩みをすすめ石門をくぐった
モン・サンミシェル 工事

冷えた身体を温めるには熱いCafeがよい
モン・サンミシェルのコーヒタイム
    
すっかり温まるにはちょっぴりの量だが

       フランス共和国 モン・サンミシェル (2014年1月24日)

フランススナップショット小紀行⑭要塞としてのモン・サンミシェル2014/02/18 10:31

海や干潟が自然の要塞だ
砲台からは一基の大砲の砲口が海原を睨んでいる
モン・サンミシェルの砲台と干潟

大砲の腹に1264と数字が刻まれている
多分年号だ
1264年にはすでに大砲が鋳造されていたのか?
モン・サンミシェル 大砲に刻まれた年号

水際を堅固な城壁が取り囲む
モン・サンミシェル 大通り門に続く城壁

城壁に敵を有効的に撃退するためいくつもの塔を築いた
モン・サンミシェル 要塞(塔)


さらに堅固な石門は敵の侵入を拒む
この三番目の王の門は落とし格子と堀にかけた跳ね橋が防御の仕掛けだ
モン・サンミシェル 王の門

この門をくぐるとようやく修道院への参道を進むことができる

     フランス共和国  モン・サンミシェル (2014年1月24日)