27ふるさと夏⑥中之条祇園祭2015/08/04 16:03

8月1日~8月2日恒例の中之条町の祇園祭が挙行された

山車の運行は炎天下熾烈でしたが倒れるものひとりもなく無事祭が挙行できました

山車は町内毎に1台あり、都合8台出ます
天王様を安置した御旅所の前に上之町、仲之町、志茂の町の山車を挟んで小川町、宮元町、田町と竪町、王子町の山車が横並びに集合します
神事の後に天王様を先頭に8台の山車が一列に並んで町内を巡行します
祇園祭の山車

この町の祇園祭は山車の巡行が主体の伝統的な祭の形を留めています
8台の山車の存在がそれを可能としています
中之条町祇園町

変ずる町衆、笛・太鼓の担い手が男子から女子へなど祭の担い手の変化など
そういう変化のなかお祭りは今後も続いていきます
      群馬県 吾妻郡 中之条町  (2015年8月1日~2日)

27ふるさと夏⑦中之条町鳥追い祭 県文化財に2015/08/05 17:13

2015年8月2日、群馬県文化財保護審議会の答申を受け「中之条町の鳥追い祭」が「県重要無形民族文化財」に指定されることになりました
整列した鳥追い太鼓

ここ3~4年関係者の取り組みが実を結びました
町衆のお祭として250年の伝統が自然体で引き継がれて行ければ幸いです


     群馬県 吾妻郡 中之条町大字中之条 (2015年8月5日)


てくてく丸岩1124メートル2015/08/15 23:01


国道145号を河原湯から長野原に行く途中の吾妻川河岸は断崖が続き
その上流に一度見たら忘れられないモンブランケーキのような
円筒形の岩壁に囲まれた山がある
その名は丸岩と言い山ではなく岩として古来より認識されていたようだ
三方が断崖絶壁となっており自然の要害となっていて戦国時代には
山城があったと伝えられている
子供の時から特徴のある山容は今でも変わらず
白い岩壁も汚れることはなく昔のままにきれいだ
雨の丸岩

国道145号線の八ツ場バイパスを長野原に向って進むと
吾妻川を渡った辺りに横壁という集落がある
ここで山側に左折して国道406号線に入り須賀尾峠にある登山口を目差して
曲がりくねった車道を登って行く

丸岩への登山口は須賀尾峠の手前にあった
あいにく天気は雨で写真の写りが悪い
丸岩登山口

そのため写真は下山から巻き戻しで載せることとした

7時00分  丸岩登山口 登山開始
       雨がしと降り雑木林の斜面も霧でけぶる
       (写真は下山時のもの)
丸岩入口

7時10分  いきなりケロちゃんが登場
       写真を撮っても動きがない もう恋の季節は終わったのかな
丸岩のケロちゃん

       登山道を倒木が塞いでいたが雑木林の道は夏草で覆われることはない
丸岩 登山道

7時15分  やがて砕いたような岩石が散乱する斜面に出る
丸岩登る道

7時25分  岩石の斜面を登りきると鞍部の尾根に到着する
       ここから天気が良ければ高ジョッキが見えるという
丸岩 尾根鞍部

       鞍部から左折して尾根に沿って登る
丸岩 鞍部より尾根を登る

7時30分  急斜面がいっぷくすると尾根なのか人口土塁なのかとどっちと
       疑問を持ちながら登る
       両側に建物を建てられるくらいのゆるい斜面の台地がある
尾根なのか城の土塁なのか

       尾根なのか山城の土塁なのかの疑問の道をさらに頂上に向けて登る
       雑木林は登山口より途切れることはない
丸岩 土塁なのか
 

       最後の急登
       もう少しで頂上だ
丸岩 最後の急登

7時35分  頂上到着 標高1124メートル
       視界なし
丸岩 山頂 1124メートル

       円筒状の断崖の容積に比較して山頂は極めて狭い
丸岩 狭い山頂

       丸岩は麓から山頂まで雑木林に覆われている
       そのため湿気が籠りやすいためかキノコが多い
丸岩 山頂のキノコ


       戦国の世どのような山城があったのかと想像力を刺激するため
       頂上から東寄りにさらに尾根土塁を進む
丸岩 山頂(東へ

       北側は断崖である
丸岩 山頂 北側の断崖方面

       前方に曲がった松の大木が見えた
丸岩 山頂 松の大木と石塔

       松は古木で根元に「大弁才天」と刻んだ石を抱えていた
       石はそんなに古いものではなさそうだ
丸岩 山頂 弁財天と刻んだ石

       その先の北側の一段下がったところにテラスのような
       山頂より広そうな台地があった
       断崖の上の台地には街道を見張る櫓でもあったのだろうか
       丸岩について記録した古文書でもあれば確かめてみたい
丸岩 山頂 北面の広場
 

       東寄りの道は台地のすぐ先で行き止まった
丸岩 山頂 東の行き止まり

7時50分  山頂の散策を終えて下山開始
       ようやく雨足が弱まった

       土塁?で咲く花
丸岩 尾根・土塁で咲く花

       鞍部のイタヤカエデ
       雑木林の主であるのか
丸岩 イタヤカエデ
 

       入口付近の鮮やかな花
       一株に一輪しか咲かない孤独を好む五輪の花だ
丸岩 入口付近の花

8時25分  丸岩登山口 到着
       1時間半のてくてくでした
丸岩 入口

登山欲をそそる特徴のある山容 戦国の城址への興味などから
一度は登ってみたかった丸岩
その思いを本日遂げることができた
それにしてもここ続いて「てくてく」するといつも雨にあたってしまう
今日は旧盆中なれば墓掃除お参りをしてから菩提寺の施餓鬼会に列座して
夕方家に帰りました

         群馬県 吾妻郡  (2015年8月14日)

27ふるさと夏⑥ケロちゃんのつぶやき③2015/08/17 15:46

神社の境内に石造りのカエルが置かれている
ぼくはこの石のカエルとお話ができるのです
「神社でお祓いを受け戦地に赴いた兵士たちの帰りを待っているのです」
「70年過ぎてもまだ帰らない兵士がいます」と
雨露で傷ついた石のカエルは話しています

蝉が鳴き小鳥がさえずるこの家の平和な庭
ぼくは朝顔の棚で戦後70年目の日をえました
朝顔のケロちゃん

ぼくが北東アジアの近未来を占うと
韓国や中国の日本外しは執拗に続く
朝鮮半島は中国にのみ込まれてしまう
米中二大超大国の対峙による磁場の荒波

この国はどんな進路を採るのか見守っているよと言って
ケロちゃんは目を閉じました


                    (2015年8月15日)

磐梯山の放射線量(2015年8月28日)2015/08/31 10:02

2015年8月28日
午前6時15分 八方台登山口を出発
午前9時20分 標高1816メートル 山頂到着
磐梯山山頂2015年8月28日)


山頂で地元山岳会の男性に遭う
彼は線量計で放射線量を測定していた
測定状況は写真のとおり
2015年8月28日磐梯山山頂放射線量測定値

場所   磐梯山 山頂 標高1816メートル
天候   曇り
測定日時 2015年8月28日 午前9時51分
測定結果 0.055 マイクロシーベルト/時間
記事   ちなみに値は我が町と同程度である

山行する方々の参考になればと掲載しました

    福島県 磐梯山 山頂   (2015年8月28日)

てくてく会津磐梯山1816メートル2015/08/31 12:31

2015年8月28日 磐梯山に登る
      霧に姿を隠していた磐梯山
      下山後ようやく姿を見せてくれた(猪苗代町昭和の森より)
磐梯山 猪苗代町より

6時00分 八方台駐車場
      すでに何台か駐車あり
 
ゴールドライン 八方台


6時15分 八方台登山口出発
      天候は曇り霧あり 視界悪し
磐梯山八方台登山口

      中ノ湯跡に向けてブナ林の登山道を進む
八方台~中ノ湯跡

6時45分 中ノ湯跡 到着
      旅館の建物が無残だ
      亜硫酸ガスの噴き出す音が不気味に耳に届く
磐梯山 中ノ湯跡

      まずは北側の急な尾根道を登る
      霧のきれめから桧原湖などが見えた
      帰路は霧で見えないだろうなどと思いながらシャッターを切る
磐梯山 中ノ湯跡~弘法清水

      やがで右に曲がり南側の尾根道を登る
      南面は多少のアップダウンあり
磐梯山 中ノ湯跡~弘法清水

      尾根を登りきったところで左右の分岐がある
      左方向のお花畑へ向う
磐梯山  中ノ湯跡~弘法清水

      お花畑は北側に広がる
磐梯山  中ノ湯跡~弘法清水 お花畑

      お花畑の植物
磐梯山 お花畑の花々


磐梯山 お花畑の花々


磐梯山 お花畑の花々

磐梯山 お花畑の花々
 

磐梯山 お花畑の花々

磐梯山 お花畑の花々

磐梯山 お花畑の花々

     黄金清水
      お花畑を回ると猪苗代登山口 渋谷登山口への分岐に出る
      弘法清水はもうすぐだ
磐梯山  中ノ湯跡~弘法清水 黄金清水

8時35分 弘法清水到着
      小屋が2棟あり飲み物や記念品などを商う
      掌で冷水をすくって飲む
      登山者にとって貴重な水場だ
磐梯山 弘法清水

      10分ほど休憩
      ここから山頂へ急登が始まる
磐梯山 弘法清水~山頂

9時20分 磐梯山頂上 到着(標高1816メートル)
      石がごろごろころがった頂上は歩きづらい
      天井霧の晴れ目から青空が広がる
磐梯山 山頂 標高1816メートル
      

      下界は雲海が広がり雲の切れ間から以下の方向のみ展望が開けた
        猪苗代湖方面
磐梯山 山頂 

        会津若松方面
磐梯山 山頂

      祠あり磐梯明神とある
磐梯山 山頂 磐梯明神

      三等三角点
      明治のものは紛失したとのこと
磐梯山 山頂 三等三角点

      山頂の放射線量
      地元山岳会の男性が測定
      放射線量0.055マイクロシーベルト
磐梯山 山頂 放射線量


9時55分 山頂出発 下山開始

10時30分 弘法清水
       往路では気付かなかった鐘を分岐点の正面に発見
磐梯山 弘法清水 鐘


       裏磐梯登山口との分岐点
磐梯山 弘法清水~八方台

11時55分 中ノ湯跡
       往路より霧が深く立ち込めガスの匂いも濃かった

12時30分 八方台登山口 到着
磐梯山八方台登山口 

会津磐梯山は宝の山よ と唄われる磐梯山に登ることができました
ベストの天気とは言えませんでしたが雨や雷に遭うことなく登山できました
下山後麓の押立温泉に一泊して帰りました
お湯もきれいだし静かでとても気が休まりました
翌日は大雨のなか立ち寄ることもなく運転して帰りました


     福島県 磐梯山  (2015年8月28日)