増長した僧たちに不満を抱く者たちは
仏教を信奉するティソン・デツェン王を謀殺し
廃仏を唱えるランダルマを王に立てた
ランダルマは敵対者を駆逐し
経典を焚き僧を排除するなど
徹底的に仏教を駆除した
強硬な廃仏策は仏教徒や民衆の憎しみを駆い
846年ランダルマは敬虔な仏教僧により刺殺された
その後吐蕃王朝はチベットの地に
統一王朝を結ぶことなく
約200年の歴史に幕を下ろした
(ソンツェン・ガンポ墓)
吐蕃の王はラサに遷都しても王朝発祥の地を慈しみ
チョンジュエに王墓を築いた
チベット 山南地区 チョンジュェ (2010年10月)
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