赤道の国へ(インドネシア)バリー島 ― 2013/08/30 20:00
赤道の国へ(インドネシア)プランバナン寺院 ― 2013/08/18 10:10
プランバナン寺院
建物のスケールの大きさに圧倒される
建物のスケールの大きさに圧倒される
祠堂の外回りにも神像が彫られている
基壇の欄干に廻らされたストゥーパのようなもの

欄干の内側に回廊が廻る
見学者は腰巻を付けて頭にはヘルメットを載せる
(ヘルメットはシヴァ堂のみ着用)

①シヴァ堂
シヴァ堂にはシヴァ、ドゥルーガ、ガネーシャ、アガスティアなどを安置
シヴァを祀る祠は入場禁止
シヴァ像はここにはない

ドゥルーガ女神像
アガスティア像
回廊
ラーマヤナの絵物語が展開する(ブラフマ堂まで続く)
ラーマヤナの絵物語が展開する(ブラフマ堂まで続く)
②ブラフマ堂(ブラフマ神を祀る)
ブラフマ立像
像がヨニの上に直に立っている

③ヴィシュヌ堂(ヴィシュヌ神を祀る)
ヴィシュヌ立像
ブラフマ神と同じく直にヨニの上に立つ

回廊
クリシュナ神話の絵物語が展開する
④ヴァハナ堂(神様の乗り物を納めた3基の祠堂)
・ガルダ堂(ガルダ:ヴィシュヌ神の乗り物)
祠内なにもなし
・ナンディ堂(ナンディ:シヴァ神の乗り物)
ナンディ像
・ガルダ堂(ガルダ:ヴィシュヌ神の乗り物)
祠内なにもなし
・ナンディ堂(ナンディ:シヴァ神の乗り物)
ナンディ像

ナンディの両側に立つ神像
七頭の獅子が曳く乗り物が珍しい
左側
右側

・ハンサ堂(ハンサ(白鳥):ヴラフマ神の乗り物)
堂内なにもなし
⑤シヴァ堂基壇
階段の手すりなどに彫られたマカラやカーラは珍しいものではないが
シヴァ堂基壇のこの像はおもしろい

お伽の国のような彫物
聖樹を称えるように舞う小鳥と守る人面鳥
ヴィシュヌ神像やブラフマ神像が神の姿でヨニの上に立つ例は今まで見られなかった
ように思う
今までに見た三大神像とヨニの組み合わせはリンガとヨニの組み合わせであったと思う
インドネシア ジャワ島 プランバナン寺院 (2013年5月11日)
赤道の国(インドネシア)バリ島「バスの窓より」 ― 2013/06/03 16:28
バスの窓から垣間見たバリの世界
ヒンドゥー寺院
バリはヒンドゥー教の島で村ごとに寺院が建てられている
割れ門
祭など特定日以外は門が閉められている
普段は霊・神様が不在で寺院は空だからそうだ
ヒンドゥー寺院
バリはヒンドゥー教の島で村ごとに寺院が建てられている
割れ門
祭など特定日以外は門が閉められている
普段は霊・神様が不在で寺院は空だからそうだ
集会所
寺院内に建てられた集会所が見える
村の集会所を兼ねた寺の守護神はヴィシュヌであるそうだ
霊を迎えるペンジョウール
竹竿とヤシの葉で作る
門の右側に立てて霊を迎える
祭の始まりだ
魔除けのシンガ
家のかどに立っているもの(これも魔除けか?)
シンガ像
神殿内のシンガ
毎日お供えチャナン
バリ島のひとびとは先祖の霊を敬って毎日お供えを行う
玄関先のチャナン
ヤシの葉やバナナの葉に花を供え線香を焚く

家の中の神棚にも
庭のガネーシャの前にも
仏陀像の前にも
ケロちゃんの前にも
屋敷寺(サンガ)
ヒンドゥーの葬式は遺体を火葬し灰は骨は海に流すそうだ
だからここでは遺骨もなく墓もないのだが
しかし住居の聖なるアグン山の方角の敷地に
先祖の霊を祀る立派な家寺が設けられている
屋敷寺にも立派な割れ門がある
先祖の霊を迎える神殿
葬式の準備
王様の弟が亡くなりその葬式の準備作業が見えた
死者の棺を納める聖牛
死者を火葬する火葬塔バデー
竹を井桁に組んだ上に聖牛や火葬塔を乗せ
大勢の人々が神輿を担ぐように肩で担いで
列を組んで火葬場まで運ぶのだそうだ
笹舟のようなチャナン
バリ人の祈り真心はこのヤシの葉の舟に乗りヒンドゥーの神や
祖先の霊に届けられていくのであろう考えた
インドネシア バリ島 (2013年5月12日~13日)
赤道の国へ(インドネシア)バリ島ゴア・ガジャ遺跡 ― 2013/06/01 10:55
バリ島ウブドの街の東方にあるゴア・ガジャ遺跡
ヒンドゥー教僧院の遺跡で石窟がある
まず常夏の森林のなかで目にとまったのが沐浴場だ
ヒンドゥー教僧院の遺跡で石窟がある
まず常夏の森林のなかで目にとまったのが沐浴場だ

沐浴場
三体の女神が神水を注ぐ沐浴池は左右対象に配置されている
その中心に通路があり奥に台座が残るが像は失われている
石窟の入口
沐浴池を右に見て進むと石窟の入口が黒い口をあけている
守門神が守る闇の門は子供に飢えた魔女がおどろしい
眼をして牙をむいて口を開け食おうとしているようだ
(バリの魔女ランダだと言う)
洞穴を進むと洞の真ん中に突きあたる
洞の左側
左側奥の壁の龕には
洞穴を進むと洞の真ん中に突きあたる
洞の左側
左側奥の壁の龕には

ガネーシャが祀られている
洞の右側
そして右側奥の壁の龕には

ヒンドゥーの三大神ブラフマ・シヴァ・ヴィシュヌを
あらわすリンガが横一列に並んで祀られている
ヨニの上にリンガ三体が並んでいるのを見たのは初めてだ
壁の龕
そのほか壁の両側に龕が15穴掘られている
修行僧が瞑想したものなのであろう

インドネシア バリ島 ウブド ゴア・ガジャ遺跡 (2013年5月13日)
赤道の国へ(インドネシア)ボロブドール遺跡 ― 2013/05/20 17:08
とても1時間ぐらいでは満足が得られない観光地だ
旧基壇から第一回廊~第二~第三~第四回廊と回廊主壁、欄楯に彫られたジャータカ、アヴァダーナ、仏伝、善財王子歴参図など物語や回廊主壁上の龕に納められた阿しゅく仏(東面)、宝生仏(南面)、阿弥陀仏(北面)、不空成就仏(北面)、金剛界如来・釈迦牟尼仏(第四回廊主壁上の龕)の石仏坐像を見ながら螺旋状に昇りストゥーパや毘盧遮那仏が安置されている円壇まで辿り着くまで如何ほどの時間が必要であろうか!?
おそらく半日時間があっても足らないと思う
自分が手にできる観光ツアーではボロブドールはどんなところでどんな大きさでどんな風が吹きどんな感じが得られたかいうところまでが限界なのであろう
事前に的をしぼって現地に行っても観光ツアーではそれにすら辿りつけないことが多い
インドネシア ジャワ島 ボロブドール遺跡 (2013年5月11日)
赤道の国へ(インドネシア) ― 2013/05/17 20:50
初めて赤道を越えインドネシアのジャワ島とバリ島へ行って来ました
そこで気付かされたことは日の出と日の入りの時刻の月変化が日本と違うことでした
朝5時になっても窓の外は暗いし、夕刻6時には日が沈んでしまいました
常夏の赤道直下のこの国ではこの時期、日本よりもっと早く日が昇り
もっと遅く日が沈むのではと思っていた自分の認識が誤りでした
そこでジャカルタの日の出日の入りの時間を調べたところ
日の出 日の入り
3月20日 5時56分 18時04分
6月20日 6時00分 17時47分
9月20日 5時42分 17時49分
と月によって日の出日の入りの時刻に差がほとんどありません
現地の添乗員に日の出日の入りの時間を聞きましたが
明確な答えはありませんでした
いつもに同じぐらいの時刻に日の出日の入りする国のひとに
野暮な質問をしてしまったと思いました
インドネシア ジャワ・バリ (2013年5月11日)
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