見てみたかったアメリカ⑥セントラルパークを歩いて横切る2015/10/21 15:05

マンハッタンの真ん中に位置するセントラル・パークを
E79ストリートの入口からW72ストリートの出口まで歩いて横切りたかった

メトロポリタン美術館を出て
セントラル・パーク
五番街を下るとE79の入口がある
セントラル・パーク

公園は丘があったり岩石がむき出しになったり日比谷公園のように平坦ではない
Ceder Hillを登る傾斜の道は若者たちのジョギングのコースになっている
この丘を右に見て木立がしげる歩道を下る
歩道の木陰には木製のベンチが並んでいて老人の夫婦が腰をおろしていた
ボートハウスを過ぎる
ベゼスタのテラスにでる
セントラル・パーク

テラスから森を下るとベートーベンの胸像を見つけた
セントラル・パーク

ここから西に向って折れてW72ストロベリー・フィールドの方向を探る
公園内に地図や案内板が少ないためめくらめっぽうで探すがまったく場所が分からない
丘を登ったところにレストランがあった
店じまいをしていた店員に道を尋ねると この丘の下だと指さし親切にMAPもくれた
 MAPで見ると目的のストロベリー・フィールドはべゼスタのテラスから下らないで
 真っ直ぐ行けばよかったのだと分かった

ストロベリー・フィールドはもう夕暮れが迫っていた
しかしなにやら人盛りがある
セントラル・パーク ストロペリー・フィールド

ベンチが囲む三叉路の真ん中の路上にイマジンの碑が刻まれていた
イマジンの上で記念写真を撮る観光客
ベンチでジョンを歌うギター弾きのあまりうまくないグループ
セントラル・パーク イマジン
         Imagine there's no heaven
         it's easy if you try
         no hell below us
         above up only sky
         imagine all the people
         living for today...
天国なんかないと思ってごらん
その気になればたやすいこと
ぼくたちの足元に地獄はなく
頭上にあるのは空だけ
みんなが
今日のために生きていると思ってごらん
         Imagine there's no countries
         it isn't hard to do
         nothing to kill or die for
         no religion too
         imagine life in peace...
国なんかないと思ってごらん
むずかしいことじゃない
殺し合いのもともなくなり
宗教もなくなり
みんなが
平和な人生を送っていると思ってごらん
         Imagine no possesions
         I wonder if you can
         no need for greed or hunger
         a brotherhood of man
         Imagine all the people
         sharing all the world...
財産なんかないと思ってごらん
君にできるかな
欲張りや飢えの必要もなく人間はみな兄弟
みんなが
全世界を分かち合っていると思ってごらん
         you may say I'm a dreamer
         but I'm not the only one
         I hope someday you'll join us
         and the world will be as one
人はぼくを空想家だと言うかも知れない
けれどもそれはぼくひとりじゃない
いつの日か君たちもぼくたちの仲間になって
世界がひとつになったらいいと思う
(John/Ono)


私はベンチに座ってイマジンの羽の数を36と数え終えていた
私はイマジンに足跡を残して夕暮れたW72のメトロの階段を下っていった
セントラル・パーク ストロベリー・フィールド イマジン


  アメリカ合衆国 ニューヨーク セントラル・パーク (2015年9月29日)