てくてく伊吹山1377メートル2015/05/24 20:40

伊吹山は関西方面へ出張や旅行で新幹線や観光バスの車窓から度々眺め
いつかはこの頂きに登ってみたいと思っていた
こっち方面でもうひとつ北陸の白山も同じ思いがある
体力的にみてそろそろ急登のある山行きは限界が近いと感じ
涼しいこの時期に挑戦することにした

天気予報通り現地の夜は大雨だった
登山できるか心配したが朝になったら雲や霧が深く立ち込めていたが
雨があがったので予定通り決行した

         伊吹山 案内図
ibukiyama

6時00分  伊吹山登山口
ibukiyama

6時45分  一合目
       標高420メートル
伊吹山 二合目

7時10分  二合目
       一合目から笹を刈った道を登る
       霧が晴れてきて麓の景色も浮かんで見えた
伊吹山 一合目~二合目

7時55分  三合目
       標高720メートル
       ここまでで約2時間を費やす 思ったよりきつかった
       標高が高くなるにつれ霧が立ちこめ小雨が混じる
       天気が悪化 いちど脱いだ雨着を再度着る
伊吹山 三合目

               オドリコソウ
伊吹山 三合目

8時15分  四合目
       標高は800メートル

8時35分  五合目
       五合目の手前の山小屋で相棒が脱落 小屋前のベンチで待機
       吾は単独頂上をめざす
伊吹山 五合目

       スズシロソウ
伊吹山 五合目~六合目

9時05分  六合目
       五合目を過ぎると傾斜がきつくなる
       じくざくのガレ道を黙々と登る
       右手に避難小屋を確認 乳白色の霧は依然晴れない
伊吹山 六合目

        見通しの悪い山行は足元の花だけがなぐさめだ
        ヤマガラシ
伊吹山 六合目~七合目

9時25分  七合目
       標高1000メートルを超える
       霧に加え風が出てきた ポンチョの裾が風で舞い上がり
       足元が見えず危険だ
       ミヤマスミレ
伊吹山 七合目~八合目

       ウマノアシガタ
伊吹山 七合目~八合目 ウマノアシガタ

9時45分  八合目
       標高1,220メートル 
       霧雨が入り込みシャツもパンツが濡れてしまった
       小休憩するとかえって身体が重くなり動きが鈍った
       岩場が多く急登の登山道はとても滑りやすく危険だ
       ゆるんだ土道で危うく足元が滑りそうになり滑落の危険を感じた
       慎重に足場を確かめ登って行く(下山はもっと注意しないと)

10時15分 九合目
       標高1,300メートル
       あと10分で頂上との案内に気持ちがホッとする
伊吹山  九合目

10時25分 山頂到着
       霧と強風の山頂に到着 観光客はひとりも居なかった
       どの店も閉まっているしベンチも雨で濡れていたので
       食事をとることも出来ない
       衣類は濡れてしまったがポンチョで風を防げたので
       寒さは感じなかった

       お花畑
       案内板だけで存在を想像
伊吹山 山頂 お花畑

 
       日本武尊の像
伊吹山 山頂

       弥勒堂
       祠が二基あり各々弥勒菩薩が祀られている
伊吹山 弥勒堂

       南の弥勒堂 弥勒坐像
伊吹山 弥勒像

       一等三角点
       標高1,377メートル
       明治18年設置とあり
       設置後130年も経ているのかと驚いた
伊吹山 一等三角点

お花畑の見物は案内板で
10時55分 山 頂 下山開始
       ポンチョでは足元が不安なのでヤッケに着替え下山

11時00分 九合目

11時22分 八合目
       ようやく霧が晴れてきた
       雲間から琵琶湖が見える
伊吹山 八合目~七合目

11時42分 七合目

11時55分 六合目
       ヤマガラシの群生
       もう少し下れば相棒が待つ山小屋だ
伊吹山 六合目

12時10分 五合目(昼食・休憩20分)
       待機していた相棒と合流し昼食をとる

12時46分 四合目
12時55分 三合目
13時35分 二合目
       麓の田植えの終わった水田が美しい
伊吹山 二合目~一合目

       小鳥の囀りも聞く余裕が出来た
       ホオジロ
伊吹山 二合目~一合目

13時55分 一合目
       最後の一合目~登山口のジグザク石ころ道の下山はきつかった

14時30分 登山口
       麓の県道から山頂を見上げるとようやく雲が飛び行き
       山頂の山容をようやく確認できた
伊吹山
 

曇天で頂上からの眺望は望めなかったが強い日差しや暑さに悩まされることはなかった
名高いお花畑を鑑賞するには時期的に早すぎたそして悪天候
このためこの日行きあえた登山者は約30人と少なかった
その内自分より年上のひとは居なかったと思う
コースタイム6時間20分のところ2時間オーバの8時間30分の時間を
要してしまった でも頂上を極め大変満足している

     日本  百名山   伊吹山   (2015年5月19日)