カンウォンドスナップ十四「らぶ」 ― 2019/09/22 23:03
カンウォンドスナップ十三「食事」 ― 2019/09/12 14:48
カンウォンドスナップ十二「文字使い」 ― 2019/09/06 21:11
韓国の文字使いについてスケッチしてみました
墨で書いた古文書片か?
ヨンピョンリゾートホテルの室内壁掛け
墨で書いた古文書片か?
ヨンピョンリゾートホテルの室内壁掛け
漢字(朝鮮漢字)
神興寺 極楽賓殿 寺額
烏竹軒 両班屋敷の柱掛け
チュンチョン ホテルの定礎
ナミソム 恋歌像のプレート
ハングルと漢字
ピョンチャン 月精寺 寂光殿前の掲示板
カンヌン 烏竹軒 シンサイムダンの説明文
固有名詞はカッコ書きで漢字表記を挿入
アラリ村 縦書きの漢字とハングルの混じり文
伝統家屋上□文で工事概要、位置、面積、事業費、交付税、役所名、
役職、氏名などが漢字で書かれている
ハングルとローマ字表記
トンへ駅 (ハングル ローマ字表記 漢字)
トンへ駅 (ハングル ローマ字表記 漢字)
チュンチョン ダッカルビーストリート
ソラクサンナショナルパーク
ハングル
カンヌン 烏竹軒 (左)イ・ヨンヘの手形とサイン
カンヌン 食堂チョナンスンドムの看板
その店の料理メニュー(cha rib pyo)
ピョンチャン 名物の干しタラの宣伝
こんな方と居酒屋で一杯やりたいな
ローマ字表記や漢字が併記されることによって前よりは読みやすくなったと感じました
日本語の漢字と朝鮮漢字では異なるものがあるようですが、アラリ村の漢字混り文の「伝統家屋上□文」の□の部分の文字がそれに該当するのではないかと思います。
私が小学生のときローマ字の授業がありました。日本語のローマ字表記を真剣に検討した時があったような記憶があります。
韓国 江原道 (2019年6月)
カンウォンドスナップ十一「動物たち」 ― 2019/08/26 15:27
韓国カンウォンドスナップ十「自画像の子供たち」 ― 2019/08/16 14:59
カンウォンドスナップ九「交通」 ― 2019/08/05 09:04
カンウォンドスナップ八「家屋」 ― 2019/07/31 18:24
カンウォンドスナップ七「カンヌン烏竹軒」 ― 2019/07/09 16:38
韓国の民族の母、民族の師匠の生まれた聖地
烏竹軒は朝鮮時代初期に江陵のソンビ(学識者)崔致雲によって建てられたと伝えられている。韓国の家屋のなかでも最も古い建物の一つで、当時の建築様式がよく残されている。この烏竹軒にて、5万ウォン札に描かれている申師任堂(シンサイムダン)、5千ウォン札に描かれた李珥(イイ)が生れた。
烏竹軒は朝鮮時代初期に江陵のソンビ(学識者)崔致雲によって建てられたと伝えられている。韓国の家屋のなかでも最も古い建物の一つで、当時の建築様式がよく残されている。この烏竹軒にて、5万ウォン札に描かれている申師任堂(シンサイムダン)、5千ウォン札に描かれた李珥(イイ)が生れた。
名の由来とされる黒い竹
烏竹軒
母屋
外棟
民族の母 シンサイムダン(申師任堂)
シンサイムダンは、朝鮮時代の芸術家である。刺繍、詩文、絵画など様々な才能を持っていたが、中でも絵画に長け、「草蟲図」、「山水図」、「墨葡萄図」などの絵を残した。
(1504~1551)
、
民族の師匠 ユルコッ・イイ(栗谷李珥)
イイはシンサイムダンの息子で、著明な哲学者、政治家、教育者である。さまざまな官職を経ながら国政運営に努め、自らの哲学と政治的信念を反映させた著述を数多く残した。
(1536~1584)
韓国 江原道 江陵 (2019年6月11日)
カンウォンドスナップ六「カンヌン端午祭官奴仮面劇」 ― 2019/06/28 19:30
カンヌンの街へ到着した時間は6月10日の夕刻でした
ナムデチョンの川辺で開かれている端午祭の最終日
一時間の見学時間その全てを「官奴仮面劇」の見物に当てました
ナムデチョンの川辺で開かれている端午祭の最終日
一時間の見学時間その全てを「官奴仮面劇」の見物に当てました
仮面劇は無声劇で役者のうごきと伝統楽器の音楽だけの約50分位の劇でした
役者が韓国語で台詞を喋ったとしても内容は理解できません。ただ初めて見る仮面劇を伝統音楽を聴きながら役者の身振り手振りを珍しく見入るだけでした
幟を先頭に楽士が演奏しながら列をなして入場、つづいて役者6名がつづく
役者は両班グアンデ、女性のソメカクシ(ソメ閣氏)、袋を全身にかぶったジャンジャマリ2名、剣を持った黒づくめのシシタクタク2名だ
まず袋を全身に被り海藻や穀物をぶるさげたジャンジャマリが乱舞
長い髭を蓄えた両班のグアンデ(廣大)が登場
つづいて鮮やかな民族衣装をつけたソメカクシが登場
ソメコクシを見染めたグアンデは彼女にモーレツにモーションをかける
ソメカクシはグァンデの求愛を拒んだが結局恋に落ちてしまう
急に黒ずくめの乱暴な男、シシタクタク2名が登場、剣舞を威勢よく舞う
いちゃつくグアンデとソメカクシを羨んでシシタクタクは二人にちょっかいをしかける
俺たちともいっしょに踊るようにソメカクシに強引に要求するシシタクタク
おれがさきだ、いやおれだとソメカクシを奪い合うシシタクタクの仲間割れ
さあさあ楽しく踊ろう踊ろうぜ やむをえずシシタクタクと踊ってしまう
シシタクタクの掌がソメカクシのヒップをいやしくさする
グァンデは激怒してやきもちを膨らませる
グァンデはシシタクタクを追い払いソメカクシを問い詰める
グアンデ:ソメカクシお前は潔癖なのか
ソメカクシ:いえいえ何も恥ずかしいことはしておりません潔癖です
しかしグァンデの叱責は収まらない
ソメカクシは身の潔白を証するためグァンデの象徴の長い髭で首を吊る
グァンデはようやくソメカクシの本心に感動して誤解を解けた喜びを皆でソメカクシを囲んで踊りまわる
楽士も観客も加わり踊りの輪を広げこの土地の安寧を豊作を祈願して仮面劇はおわる
めでたしめでたし
この官奴仮面劇は城隍(ソナン)堂の前で演戯したものだそうだ。ソナン堂に祀る神様に奉納し村の安寧と作物の豊作を祈るということか。偶然スナップ四のソナン堂と仮面劇が関連しているなんて思いもよらないことでした。
端午祭は今日が最終日ということで、川岸に並んだテントの出店でテーブルを囲んで飲み食い、おしゃべりする家族連れや仲間でチョウ満員でした。カンヌンのみなさんの元気に圧倒されました。演歌のような歌声が聞こえるブースもありました。
端午祭は今日が最終日ということで、川岸に並んだテントの出店でテーブルを囲んで飲み食い、おしゃべりする家族連れや仲間でチョウ満員でした。カンヌンのみなさんの元気に圧倒されました。演歌のような歌声が聞こえるブースもありました。
韓国 江原道 カンヌン(江陵) (2019年6月10日)
カンウォンドスナップ五「雪岳山(ソラクサン)」 ― 2019/06/27 17:15
束草(ソッチョ)では雪岳山(ソラクサン)国立公園内の権金城と新興寺を観光
ソラクサンナショナルパーク
熊さんが出迎えてくれました 韓国にも「ツキノワグマ」が生息しているんだね
ソラクサンナショナルパーク
熊さんが出迎えてくれました 韓国にも「ツキノワグマ」が生息しているんだね
ナショナルパークには幾つものトレッキングコースが整備されていて、なかでもケーブルを使って権金城(クオングムソン)へ登るのが最も観光向けのコースです
今日は雨降りでしたが、風がなくケーブルは運行していた
ケーブル駅から雨霧のなか暫く岩道を登る 途中リスがちょろちょろと登場
15分ほどで展望台に到着
ここで晴れていれば展望できるソラクサンのパノラマや高麗時代に元寇を防ぐため築いたという城壁も雨と霧でさっぱり見えない
こんなパノラマが楽しめるはずだったのに残念
ソラクサンナショナルパークには幾つものトレッキングコースが整備されているのでトレッキングを目的に訪れるのも良い ただし山火事防止のため春(3~5月)、秋(11~12月)は入山禁止となるようなので入山できるか確認して出かけて下さい
麓の韓国レストランで山菜定食の昼食 好き嫌いの少ない小生美味しくいただく
この店では不老草などたくさんの薬草を売っていた
(三人前の料理)
50年も昔の話し、職場の部長が朝鮮は戦争で山はどこも禿げ山ばかりだと聞かされた記憶がある。熾烈な戦争(例えば春川では国軍第六師団主力の頑強な抵抗により北鮮の第二師団主力の進撃を阻止など)が続いたのだからその話に疑いは持たなかった。しかし今この旅で見る春川、束草、旌善、平昌など江原道の山々は松などの樹木が生い茂り緑で覆われていて禿げ山など一つも見あたらない 平和であるありがたさはこの豊かな山容を見るだけでも感じることができる
韓国 江原道 束草 (2019年6月10日)
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