中の峯古墳(旧子持村)2023/07/31 03:07

榛名山二ツ岳の爆発により軽石で埋没した円墳で六世紀中頃築かれたと考えられています。
昭和54年3月に軽石採取に伴い偶然に発見されました。

基部直径9m、頂部径7m、高さ谷側で1.95m、山側で0.7m
外側に幅1.5mのテラスと周堀がめぐらせ、墳丘には葺石が施されていたそうです。
中の峯古墳全景

谷側に横穴式の石室が開口しています。
中の峯古墳 谷側石室開口部

石室は自然石乱石積袖無型横穴式で全長5m埋葬部長3m、幅0.86m高さ1.3mあります。
開口部から撮影しました。確かに埋葬部に袖はありません。
中の峯古墳石室内部

石室の埋葬部からは人骨、勾玉、管玉や太刀、鉄鏃などが発掘されています。
渋川市教育委員会の案内板です。
このほか子持村の石碑も建てられていました。
中の峯古墳説明板

この記事は上記渋川教育委員会の案内板に基づきまとめました。


令和5年7月27日撮影

       群馬県 渋川市 北牧          令和5年7月31日

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