migi's blog（あさなゆうな）

2007年9月20日、初回見物できた石窟はわずかに10窟にすぎませんでした。

12年後もっと石窟内部を見物するため再び訪れました。
今回は３日半をかけて開放窟の全て約40窟余りの内部を見物することができたこと、研究院の先生の講義と保持活動の実際の話を聴けて大変満足できました。

窟内は写真撮影禁止、仏像や壁画の画像はありません。
まずは石窟外部の写真をその１に掲載しました。

　　　　　バーチャルセンターで専用バスに乗り換えて莫高窟へ向います。
　　　　　先ず車窓から敦煌の東方向に聳える三危山が目にとまります。

　　　　　大泉河岸辺の駐車場で専用バスから降りる。
　

　　　　　目の前に
　　　　　鳴砂山の断崖を削る大泉河と北区石窟群

　　　　　　

　　　　　　まずは大泉河を渡ります。
　　　　　　朝の冷え込みで流れは一部凍っていました。
　　　　　　莫高新橋

　　　　

　　　　　　小牌坊の入場口まで南区の石窟群を右手に見ながら歩きます。

南区石窟群
　　　　　小牌坊のまえで説明員と合流して入場しました。
　　　　　北方面の石窟

　　　　　
　　　　　蔵経洞の先に１２年前に来て印象に残った小さな門が見えました。
　　　　　北方面の先端

　
　　　　　　

　

　　　　　南方面の石窟群

　　　　
　　　　　

　　　　　南大仏の先が南方面の先端となります。
　　　　　　
　　　　　南方面の先端

建築物
　　　　　　北方面三層楼
　　　　　　一層に第１６窟と第１７窟（蔵経洞）があります。

　　　　　　北大仏が鎮座する第９６窟、莫高窟のランドマークです。
　　　　　　南方面九層楼

　　　　　　南大仏が鎮座する第１３０窟
　　　　　　明かり取りの窓があります。　

　　　　　　南方面南大仏

　　　　　　小牌楼
　　　　　　莫高窟を象徴する建造物のひとつ
　　　　　　右隣に入場ゲートがあります。

　　　　　　大牌楼
　　　　　　過って大牌坊をくぐって見学者が入退場していくルートでしたが、今は
　　　　　　莫高大橋が入場のルートになったため帰りにくぐるだけにになった。
　　　　　　１２年前より鮮やかさが失われている感じがしました
　　　　　　１１月という季節がそうさせたのかも知れません

　　　　　　大牌坊をくぐると大泉河の先に塔と急峻な頂きが見えました。
　　　　　　塔林は１２年前は無かったと思います。　　　　　
　　　　　　塔林と三危山

　　　　　　
　　　　　　研究院の食堂で３日ほどお昼ご飯を頂きました。
　　　　　　とてもおいしくいただけました。
　　　　　　敦煌研究院保衛所

広場
　　　　　　
　　　　　　この広場でぶちの猫ちゃん出あいました
　　　　　　九層楼広場

　　　　　　日本著名書家日中友好協会会長敦煌研究
　　　　　　院名誉研究員平山郁夫先生熱心敦煌文物
　　　　　　事業並不断為敦煌研究院培養文物保護和
　　　　　　学術研究人材為発展敦煌研究事業一九八
　　　　　　九年十月又向我院☐贈両億日☐作為学術
　　　　　　基金為☐対平山郁夫先生的有効情誼表示
　　　　　　敬意持建此幢以資記念
　　　　　　敦煌研究院一九九四年八月立徐祖蕃書丹

　　　　　　九層楼広場に立つ石碑

　　　　　大牌坊広場
　　　　　大牌坊広場には１２年前と同様に書籍や絵画を売る売店があります。

足元
　　　　　飛天を描いたマンホール蓋
　　　　　　

　　　　　九層楼と飛天を描いたマンホール蓋

　

　

　　　　　九層楼の平面図のプレート

　　　　　　石窟の遺産を保護するため一日当たりの見学者の人数が限られています。
　　　　　　予め事前に予約していないと入場できません。
　　　　　　チケットには氏名、パスポート番号が印刷されています。

　　　　　　入場チケット

その２では石窟の中をまとめて掲載します。

　　　　中国　甘粛省　敦煌市　莫高窟　（2019年11月22日～25日）