世立のしだれ栗と大仙の滝2022/08/28 10:24

上越国境の白砂山を起点として白砂川は重なり合う山々をぬって六合の里を流れ下っている。
世立は流れに沿って点在する集落のひとつで、日当たりの良い山の中腹にある集落である。

世立しだれ栗
しだれと聴くとしだれ柳やしだれ桜を思い浮かべるが栗で「しだれ」は珍しいと思いませんか?それも立派な大木です。
世立のしだれ栗
 
天然記念物に指定されているこの栗の木は私のように老木に違いないと思っていたが、
ちょうど実をつけるこの頃、この老木の枝に栗の実がいっぱい垂れ下がっている風景は驚きである。私も頑張らねば・・・
世立のしだれ栗2

世立大仙の滝
世立にはもうひとつ名物があります。それは世立八滝です。一番立派な滝はこの大仙の滝で今の時期「涼」です。この展望台より下へ滝壺まで降りることができます。紅葉もいいかもね・・・
世立八瀧 大仙の滝

野反湖のキャンプやハイキングの帰り、温泉を楽しんだ帰りに是非立ち寄って見て下さい。

令和4年8月26日(migi-tang)撮影


        群馬県 吾妻郡 中之条町 六で合 世立
 

野反湖湖畔周遊ウォーキング日記2022/08/30 15:22

標高1500mの野反湖湖畔を一周しました。
 野反峠→東岸→ビジターセンター→西岸→野反峠
野反湖湖畔遊歩道


1.ウォーキングルート
 東岸コース(4.5キロメートル)
  野反峠(標高1561m)    7時10分 出発
   ↓
  イカイワ駐車場下      7時38分
   ↓
  ワラビ平          8時04分
   ↓
  オオカラホリ沢駐車場下   8時11分
   ↓
  かや平           8時23分
   ↓
  荷場の沢          8時41分
   ↓
  池の峠駐車場        8時58分
   ↓
  池の峠入口         9時04分
   ↓
  展望台兼案内所       9時28分 (休憩15分)
   ↓
  野反ダム          9時53分
   ↓ 
  ビジターセンター      10時02分 到着

西岸コース(5キロメートル)
  ビジターセンター      10時15分 出発
   ↓
      ニシブタ沢         10時24分
   ↓
  シラカバ淵         10時51分
   ↓
  蛇帝ガ原          11時01分
   ↓
  エビ平           11時10分
   ↓
  カモシカ淵         11時18分
   ↓
  押出し           11時35分
   ↓
  どじょう小屋沢       11時47分
   ↓
  野反峠           12時20分 到着

   総距離 9.5キロメートル 所要時間 5時間10分

2.野反湖湖畔風景

富士見峠より野反湖の展望
    ウォーキング後の一瞬の霧の晴れ間
野反湖峠

東岸遊歩道
    雨上がりの遊歩道はぬかるみがあり歩きづらいし霧で展望もなし
    道脇の高山植物の花だけが心の慰める
東岸遊歩道

     スタートして小一時間ようやく霧が晴れて湖面が見えた始めた
     三壁山や高沢山の頂は霧の中だ
東岸遊歩道

     対岸のエビ山も霧の中
東岸遊歩道

     対岸に第二キャンプ場テントエリアが見える
東岸遊歩道

荷場の沢から池の峠駐車場までは登り坂となる
女房はぬかるんだ遊歩道で体力消耗、ようやくのことで池の峠まで登り上げる
道路を下って展望台兼案内所でおにぎり休憩、体力回復

野反湖ダム
     昭和31年6月竣工のロックフィルダムで高さは44メートルとある
野反湖ダム

     ダムサイト北側の千沢
     この沢は長野県山ノ内町と栄村の境を流れ下っていく
野反湖ダム
 
            雲に隠れた八間山と野反湖峠    
野反湖ダム景色

西岸遊歩道
     西岸遊歩道はアップダウンが少なく東岸より歩きやすい
     ニシブタ沢の急流に架かる弁天橋を渡り第二キャンプ場のテントエリアを
     過ぎると歩道はエビ平を経て野反峠へ向かう
西岸遊歩道

     エビ(恵比)平
     エビ平は気持ちよく広々と広がっている。
     西岸遊歩道のちょうど中間地点でエビ山と弁天山へ登る分岐点がある
西岸エビ平

     カモシカ淵
西岸 カモシカ淵


3.晩夏の花々
 東岸遊歩道
  マツムシソウ
東岸 マツムシソウ

  ヤナギラン
東岸 ヤナギラン

  ヒメシャジン
東岸 ヒメシャジン

  ツリガネニンジン
東岸 ツリガネニンジン

  オタカラコウ
東岸 オタカラコウ?

   ワレモコウと赤とんぼ
     もう秋が近い
東岸 ワレモコウ

西岸遊歩道
  ハクサンフウロ
西岸 ハクサンフウロ

4.まとめ
 野反湖は若い頃からキャンプしたり、リタイヤーして故郷へ帰ってからは、八間山、三壁山、高沢山、エビ山の登山など身近な息抜きの地だ。今回は未踏となっている白砂山をめざすことはもうこんな年になった二人ては無理ということで、10キロの野反湖周遊道完歩を選んだ。
野反湖峠
晩夏の高原は訪れる人も少なく、気兼ねなくウォーキングを楽しめた。が、天候がもう少し良くて道々周囲の展望が開けて峠からは下の写真のような景色を展望することができたなら最高でした。
               富士見峠から南方面の展望
      左 赤城山                   浅間山  右
野反湖富士見峠展望

帰りに花敷の湯で疲れをとりました。

       頼朝も牧水もまた
        夢の中
       行くも帰るも
         花敷乃湯
 
       令和四年壬寅八月廿五日
            由阿佐や奈記らん



晩に酒壱合田舎で静かに暮らす。そんな日々の一ページを記しました。 

令和4年8月25日 撮影

           群馬県吾妻郡中之条町六合 野反湖