大室前二子古墳 ― 2021/05/10 15:45
6世紀に築かれたと言われる大室古墳群にある主な前方後円墳は前二子古墳、中二子古墳、後二子古墳です。
横穴式の石室を持つ古墳で石室に入れるのは前二子と後二子のニ墳である。
前二子古墳
前二子古墳は6世紀初頭に築かれた全長94メートルの前方後円墳です
横穴式の石室を持つ古墳で石室に入れるのは前二子と後二子のニ墳である。
前二子古墳
前二子古墳は6世紀初頭に築かれた全長94メートルの前方後円墳です
さっそく石室に入ります その前に石室の構造はこの様です
入口の丈の低い羨門を腰を屈めて入ると奥に玄室の門が見えます
羨道を中に進みます 玄門がよく見えて来ます
玄門より先の玄室には入れません 天井の横石はまぐさ石と呼ぶそうです
玄室はまぐさ石と扉石の隙間から覗くしかありません
玄室に副葬品の馬具や土器の製作品が並びます
手前が土器類、奥が馬具類 土器類のうち私が注目したのは・・・
この須恵器と小像付筒形器台です このような筒形器台は今まで見たことがありません
小像は亀、鳥、蛙を追う蛇の三種が残っている
羨道を戻ります 羨道は入口に向って狭くなっている
同行したXは丈の低い羨門の天井の石に頭を打ち付けてしまいました
副葬品等を見るたびに古代のひとびとの暮らしやその地域の大陸とのつながりというところを連想する。これが古墳、博物館巡りを行う所以である
撮影 令和3年4月30日
群馬県 前橋市(旧荒砥村) 令和3年5月10日
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