とある温泉 廃校とウグイス2021/02/14 14:31

とある温泉に出かけた
とある温泉は奥○○湖と○○湖を挟んで谷間に温泉が開けている
湖と湖を結ぶ谷川(○○川)に沿って日向見、ゆずりは、新湯、山口、温泉口と温泉場がつづきここの温泉の泉質は水晶のように清らかで美しい
その山口というところにそこから急な坂を登ったところに廃校がある
この廃校は町の小学校でXの父が校長をやっていた時分の父との想い出がXの記憶として残っているXにとって懐かしいところである
四万の第三小学校
役割を奪われた学校は捨て去られても今も姿を晒している
私はいまの子供は不憫であるような気がする
数として計算されて纏められて運び去られ地元で育てられるべきひとのこころを育てる機会が奪われているような気がする
吾妻谷には廃校が多い、どこの廃校にいっても私はそんな気持ちになるのだ

校長室に掲げられていたXの父の写真はもうなかった。Xの想い出話しを聴きながら廃校の構内を一周してから坂道を下った
そのとき目に留まった野鳥が以下である
私は名前はわからなかったがXが「うぐいす」だよと言った
だからここではうぐいすということにした
四万のうぐいす

ほんとうにうぐいすかどうか???
四万のうぐいす

坂を下ったところに上の湯があり谷川の流れを遡ってゆずりはで一泊した
四万川


文中のX(エックスとは)アマチュア無線の会話でいう妻(女房)のことである

           群馬県 吾妻郡    (令和3年2月14日)