2020年謹賀新年2020/01/01 00:01

今年が良い年でありますように・・・

            久米島 イーフビーチの日の出
久米島イーフビーチの日の出
            

 

11月24日ホテルのベランダより撮影しました。

         沖縄県 久米島町   (2019年11月24日)


久米島のおばけ坂2020/01/04 14:10

久米島のおばけ坂
この坂は登っているように見えて実は下っている
私が乗ったバスはブレーキを外すと自然にこの先に下りはじめました
確かにこの上りに見える坂は下っているのです
久米島の不思議な風景です

久米島 おばけ坂

おばけ坂の錯覚はなにか日本の行き先を見ているようだ
           沖縄県 久米島町 (2019年12月14日)

瓜州 楡林窟2020/01/09 21:35

2019年11月25日(月)快晴
楡林窟の石窟10窟を見る

楡林窟は甘粛省瓜州県の南山山谷中の楡林河東西両岸に開鑿された仏教石窟であります

外景

     東崖は上下二層に分かれる
楡林窟  東崖

        上層に20窟
楡林窟 東岸

楡林窟 東岸

        下層に10窟
楡林窟  東崖

     西崖は一層のみ11窟
楡林窟  西崖

        仏塔が入口に立つ第38窟
楡林窟 西崖 38窟

楡林窟 西岸


開鑿時代は唐代~清代であるという
見学できたのは東崖のみで合計10窟に入ることができました
現地説明員は若い女性で日本語がとても堪能でした


見学窟一覧
第5窟、第2窟、第25窟、第26窟、第21窟、第17窟、第16窟、第14窟
第13窟、第12窟

記憶に残る塑像、壁画など

涅槃仏像(第5窟)
 とても穏やかな美しい顔立ち
楡林第5窟 涅槃仏


三世佛像(第17窟)
 中心柱の三方の龕に鎮座した過去、現在、未来の三世佛像の造形と頭光、背光に描かれた
 模様と緑の色彩
楡林第17窟 中心柱南向龕 仏頭

曹議金と曹議金夫人の供養像(第16窟)
楡林第16窟 曹議金供養像

 ほぼ実寸大の供養像、香炉を持ち立つ曹議金の供養像、帽子や装束、宝刀や弓矢を持ち控
 える侍従たち。同じく香炉を持ち立つ夫人の供養像、桃型の冠や装束、頬に貼る花鈿、鏡
 や扇を持つ侍女たち。
弥勒経変図(第25窟)
 人間社会を描いた部分、農民一種七収図、老人入墓図、婚嫁図など
楡林第25窟 収穫図

 (第25窟)
観無量寿経変(第25窟)
 浄土世界の壮麗な宮殿、楼閣
 伎楽 人頭鳥身の共命鳥
 具体的な修行方法を描いた十六観図

水月観音(第2窟)
 シャボン玉のような透明な大輪の身光のなかで岩上に悠然自在に座る観音様
 一体は足元の水辺を見つめ、一体は欠けた月を仰ぎ見る
楡林第2窟 水月観音

 各各下に並んだ供養人、一方は七人の男、一方は四人の女

弥勒菩薩と普賢菩薩(第25窟)
 青獅子の背に座る文殊菩薩、六牙の白象の背に座る普賢菩薩
楡林第25窟 普賢菩薩と南方天王

薬王像など九体の塑像(第12窟)
 仏床上に並ぶ薬王を中心とした道教の塑像
 壁画は仏教画のままで塑像だけ道教に変えて使われたようだ

莫高窟よりは小ぶりな石窟でしたが見るべきものはすべてそろっていたような気がしました
特に第17窟の仏塑像と第25窟、第16窟の壁画が素晴らしかった
(現地説明)
  説明員 CHENさん
(参考図書)
  楡林窟芸術(江蘇鳳凰美術出版社)


         中国 甘粛省 瓜州県    (2019年11月25日) 


敦煌 西千仏洞2020/01/10 23:18

敦煌 西千仏洞
敦煌市街より西方35キロ、党川の北岸170メートルの幅に19の石窟が残る
日が西に傾く頃にここに到着

このように砂利を積み重ねたようなもろい土砂の崖なのによく穴を穿って石窟を作ったものだと思う
敦煌 西千仏洞 地質

石窟入口
敦煌 西千仏洞

石窟は階段を上った高さに並ぶ
敦煌 西千仏洞

敦煌 西千仏洞
党河の流れと断崖が見える
敦煌 西千仏洞

石窟内部の説明は中国語で現地説明員、日本語通訳は現地ツアーガイドの許さん

中に入って観賞できた窟は第4-5窟、第9窟、第11窟、第18窟の4窟のみ

第4-5窟
敦煌 西千仏洞第5窟
       開削:隋時代
       前室説法図       
       前室天井に豊満な飛天が舞う
       主室正龕虎の絵を背にした仏坐像
       回鶻牡丹模様が描かれた主室天井
       密教曼荼羅(緑度母)
第9窟
敦煌 西千仏洞 第9窟
        開削:西魏時代
        1仏2弟子の塑像
        隋時代に描かれた未完の飛天
        唐代の壁画に如意元年(692年)の年号が記される
         (唐が武周と国号を改めた時代) 
第11窟
敦煌 西千仏洞第11窟
        開削:北魏時代
        民国政府修復の仏坐像
        説法図
第18窟
敦煌 西千仏洞第18窟
        開削:中唐・吐蕃占領時代
        観無量寿経変(唐代の建物、観音菩薩、勢至菩薩)
        薬師教変
        不空羂索観音
        正龕に七尊仏の台座のみ残る

西千仏洞を見た中で一番素晴らしかったと感じたのは第18窟の壁画でした


        中国 甘粛省 敦煌市  (2019年11月24日)



久米島 具志川城跡2020/01/12 11:12

沖縄方面の城は?
沖縄の歴史はよくわからない
久米島は黒潮あらう中国本土航海の要衝ということで城を築く必要があったのだろうか

久米島には4つもの城址が残されている
15世紀初頭に伊敷索(いなのは)一族という武装集団が島を支配したとき築城したという
その一つがこの具志川城である

具志川城は島の北に位置し過って海に囲まれていたというが今は南側は陸続きである

城門は南側の南側にある
久米島 具志川城跡

積石の城壁に囲まれた場内は4つの郭に区切られている
久米島 具志川城跡

三の郭に位置する城壁
久米島には具志堅三兄弟という石垣職人がおったという
久米島 具志川城跡

この海を渡ってどのような人々がやってきたのだろうか
この城の生活はどのようなものであっただろうか
1507年琉球王朝の尚真王によって伊敷索は討伐されたと聞くがこの島でどのような争いがあったのか
久米島 具志川城跡

この城ではどんな物語が文書として残されていたのだろうか
どんな古文書があるのか見てみたい
久米島 具志川城跡

14世紀頃、神と交信できる数人の根神(女:ニーガン)とニ三十人の根人(男)が村落をつくっていたという
君南風(チンベー)と呼ばれる根神の最高神(祭司)である
城の南側の斜面に祭祀のときにこのチンベーが座る石坐(トートー石)がある
久米島 具志川城跡トートー石

いったいここではどんな歴史が展開していたのだろうか興味を起させる城址でありました


         沖縄県 久米島町 具志川城跡  (2019年12月14日)

久米島 君南風殿内(チンベードゥンチ)2020/01/13 16:32

君南風(チンベー)がウマチー(6月25日)の祭祀を行うときに座ったトートー石は具志川城址で書いたが、この建物は殿内(どぅんち)と呼ぶチンベーが祭祀を行う社殿である

琉球王朝は各島へ女性神職(ノロ(巫女))を派遣して神事を執り行わせていたそうだ
琉球王朝にとってこの島が航海上要衝の島であったためか、久米島のノロはその中でも位が高かったようである

神社風の社殿
久米島 君南風の神殿

神社のような飾りつけ
久米島 君南風の神殿

殿内は1937年神社風に建てられ、1977年現在の新社殿が完成したそうである
1937年以前、琉球王朝時代の君南風殿内がどのようなものであったのか旅行中における手掛りはなかった

余談であるが、久米島ではハブを退治すると1匹2,000円、烏を退治すると1羽1,000円お金がお上から頂けるそうである

        沖縄県 久米島町  君南風殿内  (2019年12月14日)

久米島 五枝の松 土帝君2020/01/14 22:08

久米島の名前からして久米島では過って稲作が営まれていたそうだ
観光地の五枝の松は大きなため池の畔にあり稲作と関係があるらしい
稲の豊作を祈願するためにこの琉球松は植えられたものなのであろうか

五枝の松の姿は根元から枝が分岐して地をはうように広がっている
手入れは害虫駆除の散布をするだけで剪定などは行わないとのことであるが
豊穣を感じさせる雄大な姿を保っている
久米島 五枝の松


しかし外からだと見えにくいけど分岐枝の中心に石の祠がある
尋ねると「農業の神様」だとトライバー兼ガイドのOさんの返事
五枝の松は農業の神を祀るにあたり琉球松を植樹したのが始まりのようだ
松は強海風を遮り祠を守るように働き神木としての役割を得て観光的な主役と成長した
久米島 五枝の松 土帝君


Oさんガイドさんが「農業の神様」と説明したが「土帝君(トーティークン)」という中国から持ち込まれた豊穣の神様で、島の人々が稲作の豊作を祈願するため祀ったもののようだ
祠のなかを見ると石板が置かれているだけで土帝君を現す文字や神像は掘られていないようだ
花瓶に花が生けられていて人々の信仰は今でも生きている
久米島 五枝の松 土帝君

祠の庇に「勒□□」と文字が刻まれていて「土帝君」とは記されていない
□□部分は私には読めないが弥勒信仰との関係もあるようである
弥勒信仰といっても豊穣の神として祀るミルク神である
豊年祭りなどで登場するミルク神は仮面を被った女性の姿(韓国の官奴仮面劇に登場するソメカクシのような豊満な仮面と色彩が同じような衣装)であるそうだ
  (ところで文字は「譲位勒」と読むのか?ヘルプ)
久米島 五枝の松 土帝君

久米島の稲作は国の減反政策により止めてしまったようで水田は稀にしか見られない
稲作地はサトウキビ、ドラゴンフルーツ、ビニイモ、ラッキョウなどの畑に変えられていったが、ため池の水辺に祀った豊穣の神様の役割は無くなっていない

       沖縄県 久米島町 五枝の松 (2019年12月14日)


瓜県 荒野の大地の子2020/01/15 14:35

瓜県の南部 ゴビタンのガレバがあり羊や駱駝が遊ぶタマリスクやラクダソウが生える原っぱがつづく
降水量は少なく乾燥した土地であるが祁連山脈の雪解け水の地下水が豊富であるという
そんな荒野の道端で見つけた「大地の子」と呼ばれるうつ伏して眠る子供の像です
瓜県 大地の子

楡林窟を見た帰りの車窓より(鎖陽城鎮から破城子の城跡を過ぎた道端)

        中国 甘粛省 瓜県   (2019年11月25日)