メキシコの空⑤農耕神ケツァルコアトル ― 2016/03/15 15:08
アステカ神話の農耕神ケツァルコアトルはマヤではククルカンと呼ばれ
蛇の頭と鳥の羽との組み合わせた神である
蛇の頭
蛇の頭と鳥の羽との組み合わせた神である
蛇の頭
鳥の羽
(雨をもたらすケツァール鳥の尾羽)
両者を組み合わせケツァルコアトルの姿が出来上がる
テオティワカンのケツァルコアトル
(羽はどこか??首を巻くたてがみのような形が羽にあたるのか?)
(それは水しぶきなのか??)
①テオティワカンのケツァルコアトル
時間がなく実物は見られなかったテオティワカン神殿のケツァルコアトル
(人類博物館のレプリカ)
隣の丸い目の像は雨と豊穣の神トラロック
②チチェン・イツァ遺跡のククルカン
旧チチェン・イツァで大司教の墓の階段のククルカン
新チチェン・イツァではカステージョのククルカン
その蛇頭の部分
そのほか球戯場の四方に配置されたククルカン
その胴体には羽のような模様がある(これが羽毛の部分か?)
大司教の墓とカスージョのククルカンの羽の模様はどこにどのようにあったのか見ただけでは分からない
テオティワカンのケツァルコアトルは神様という感じがするがマヤのククルカンは建物の長い部分の造作(飾り)として付けたような感じがする
③カカシュトラ遺跡の壁画に描かれたケツァルコアトル
納得がきくケツァルコアトルの姿は人類学博物館で展示されたカカシュトラ遺跡の壁画で確認できた
メキシコ合衆国 ケツァルコアトルとククルカンの姿 (2016年2月)
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