ケルンにて2015/12/29 17:01

ノルトライン=ヴェストファーレン州 ケルン
ケルンの目的はケルン大聖堂とライン川であった

スケジュールでは11月11日の午前中にケルン大聖堂を見ることになっていたが、その日はお祭りがあり入館できるか分からないということで急遽10日の予定を早めてその日の夕刻に繰り上げて見物することになった

大聖堂に着いたのは午後4時をまわっていた
黒く変化した建物はドイツでよく見受ける 年代の古さを感じさせるがあまり美しいとは思えない
 
 
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

夕暮れが迫っていたがそれでも観光客は広場に集っていた
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

またここで中国の法輪功に対する虐待を非難するビラが配られていた
この光景は9月にワシントンD.Cにおいても遭遇した
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

尖塔アーチの入口は私たちを内陣へと誘う
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

王冠を頭に載せた聖母子像が対称の中心に立つ ここはマリア大聖堂なのだ
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

暗い聖堂は私の進入を拒んだ
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

暗い聖堂を出て南側に回る もう店の照明が赤く目立つほどあたりは暗くなった
十字架の片翼を担う南側の翼廊部分が突き出す 切妻屋根が十字に交差する点に立つクーポラがいちばん美しく見えるポイントだ
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

広場の端からから南側の真横の景観を見る 近くに寄ってからでは建物全体を把握することはむずかしいのだ
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

日が暮れた WiFiの街灯が灯る
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

明日朝の自由時間になんとか明るい内陣を見たいと念じて大聖堂を去る
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

翌朝ライン川沿いにすずかけの道を歩いて大聖堂へ向った
初めて見るライン川の景観はとても新鮮に写った
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

ライン河岸を北に折れつづら折りの坂を登って大聖堂の東側からアプローチした
ここでようやく主祭壇の建物の外観を見ることができた
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

西の広場は昨日と違ったひとびとが群れていた
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

それは思い思いの衣装で着飾ってお祭りに集まりおおいに楽しもうとするひとびとだった
例年11月11日11時11分11秒から祭は開始されるとのことだ おもしろい!!
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

再び門をくぐり内陣に入る
身廊奥の主祭壇 天井までとどくほどの細長い窓から神の光が射し込んでいた
身廊の柱は他の聖堂に比べいくぶん細いように感じた
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

朝日を受け南の側廊の窓枠にはめられたステンドグラスは耀を増していた
東方三博士の礼拝、精霊降臨、聖ステファノの殉教などの場面が描かれる
これはその一つのビエタ
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

羊飼いのキリストの祈りという場面であるのか?他の絵画とタッチの違った不思議な天井画も気を引いた
ケルン大聖堂 ケルン ドイツ

世界最大のゴシック建築とのちょっぴりのふれあいでした
  

   ドイツ連邦共和国 ノルトライン=ヴェストファーレン州 ケルン
                       (2015年11月)