見てみたかったアメリカ⑩タイムズ・スクエア2015/11/03 16:12

2015年9月24日(木) 
ニューヨーク最大の繁華街タイムズ・スクエアに立つ

時間は午後3時  平日なのに猛烈な人出
タイムズ・スクエア 2015年9月24日
        巨大な雛段が設けられその頂に腰掛け見おろす
        ミュージカルのチケットを求め並ぶ人の列か?
        様々な目的を持った人々は集まり渦巻いていた

両側のビルの壁には巨大なディスプレーが提げられ様々な映像を流す
タイムズ・スクエア 2015年9月24日

1階は様々なショップが並んでいる
タイムズ・スクエア 2015年9月24日

むちゃくちゃ人が多いのに人にぶつかることなく意外とスムースに歩けたのが不思議だ
タイムズ・スクエア 2015年9月24日
         前々から映像が頭の中に刻まれていたショットをゲット

 日本人のガイド曰く
 ニューヨークで最も好きな場所はタイムズ・スクエアだ
 それはここの活気の具合がアメリカの活力を現すバロメータだから
 とのこと
 
 

 私のような老人がひとりでうろうろするところではない
 老夫婦腕でも組んでミュージカルや食事を楽しむのでなくては様にならないぞ


        アメリカ合衆国 ニューヨーク  (2015年9月24日)

見てみたかったアメリカ⑪9月11日メモリアル2015/11/05 14:35

最期は9.11メモリアル グランド・ゼロです
グランド・ゼロとは爆心地を意味するのだそうだ
WTC跡地はナショナル・セッテンバー・11・メモリアルになっていた

9.11メモリアルの全景
9・11メモリアル

NORTH POOL
9・11メモリアル NORTH POOL
        四方の淵より落ちた水はプールとなり
        溜まった水は中央のスクェアな穴の中に落ちている
SOUTH POOL
9・11メモリアル SOUTH POOL
         南側のプール 大勢の日本人も犠牲となった
         黒色の石の縁には犠牲者の名前が刻まれている
         日本人の名前には白いバラが供えてあった
メリーランド州の9・11メモリアル
ボルチモア 9・11メモリアル
        メリーランド州ボルチモア市のインナーハーバーに
        メリーランド州の9.11メモリアルがあった
        白い石の台の淵には犠牲者の名前と生年月日が刻まれていた
        台の上に置かれた飴のように変形した鉄骨は凄惨な記憶となって
        後世に残り続ける

人間同士の憎しみ合い殺し合いは今世紀に入っても止むことがことがない
死者を悼み再びこのようなことを起こさないようにとのメモリアルの願いも
この前に立っても胸の中で湧く空しさが去ることはない

    アメリカ合衆国 ニューヨーク・ボリチモア (2015年9月)

ベネルクス①オランダにて2015/11/29 19:24


江戸幕府が唯一西洋と交易したのがオランダ
        ホテルの観光雑誌に載っていた出島
長崎出島

過ってオランダがインドネシアを植民地とした証拠
        ジャワの役人(アムステルダム国立博物館)
ジャワ島の役人
                 
   日本の1942年のインドネシア進攻によりインドネシアのオランダ支配が終わった
   そのことで今でも日本を好ましい国とは思っていないのが実情のようだ

アムステルダム市街を165もの運河がドーナツ状に取り巻く
   北のベニスと称させるアムステルダム運河
   水門で守られた運河の水面はベニスに比べ極めて穏やかである
   
   観光船に乗り両岸のレンガ造りの古い建物を眺めるのが良い
   街路樹からは色付いた葉を水面に散らした
アムステルダム 運河

    運河は糸で縫ったように1300もの橋が貫く
アムステルダム 運河と橋

    11月になっても運河から観光船の姿が消えることはない
    しかし運河を氷結する冬将軍が来るのはもうすぐだ
アムステルダム 運河 観光船


自転車が広く利用されている
    通勤自転車が多いのは地面が平らであることのほかひとびとの
    節約思考が高いことが言えるのかも知れない
        
アムステルダムの自転車通勤
    オランダ人は男も女も背が高く体格も良い
    自転車の造りも日本のものよりひと回り大きく頑丈である

オランダになくてはならないのが風車
    空にはオランダ画のような雲が輝き強烈な西風が吹く
    水車は過ってのように水をくみ出してはいない
サーンセ・スカンスの風車

     内部を是非見たいと思っていた
     4ユーロを払って風車内部に入る
     動力を伝える木製の軸も歯車もスペインの風車より一回り大きい
     風力は巨大な石臼の伝えられ粉を挽いていた
ザーンセ・スカンスの風車内部

     耕作地や放牧地を水路が帯状に取り巻いている
     水路で囲まれた放牧地には柵を作る必要がないない
     放牧された家畜は水路に守られ悠然と草を食んでいる
運河の風景


オランダと言えばフェルメール・レンブラント・ゴッホなどだ
    夜景(レンブラント)アムステルダム国立美術館
レンブラント 夜景
 

    テルフトの眺望(フェルメール)マウリッツハウス王立美術館
フェルメール デルフトの眺望
 

    自画像(ゴッホ)アムステルダム国立美術館
ゴッホ 自画像 アムステルダム国立美術館


我地は幕領であったためかこんな片田舎であっても江戸の情報が直接濃厚に伝わって来たようだ。蘭学者高野長英の門下生を輩出するなど蘭学を志す機運が高まっていたようである。江戸時代200年にわたり西洋の文化・技術を伝えたオランダとはどのような国なのであろうか?司馬さんがオランダ紀行のなかで褒めているオランダを体感できるであろうか?オランダとの有効的な関係はオランダ語に語源を持つ日本語にだけ残られているものなのか?などそのような問いに答えを出していくのがその後のテーマである

         オランダ王国       (2015年11月)